kiji arita Breakfast Plate(1968)
¥5,280
SOLD OUT
日本の食文化と有田焼が織り成す、記憶と時の移ろいが垣間見れるkiji aritaのコレクション

〈kiji arita〉の作品は佐賀県有田町でかつて作られ、保管されていたデッドストックの生地(絵付けや釉薬が施される前の素焼きの状態のもの)を再解釈し、その形状を際立たせる統一した釉薬によって完成させることで新たな作品を生み出しています。

基本的には全て製造停止となった生地を利用しており、保管されていた在庫がなくなり次第、その形状は販売終了となり、その後別の形状を新たにコレクションに追加することでラインナップ自体が流動的に変化していくような手法で運営されています。

青にも緑にも見える特徴的な釉薬の色は、自然豊かな有田ダムをイメージして独自に開発されたもの。
底にはあえて釉薬をかけずに、有田焼本来の白色を活かしたコントラストが印象的なデザインになっています。
各作品の底面には、手書きで小さくその形状がデザインされた年が記されています。

失われつつある高度な手仕事の技術が込められた多様な形状の生地が製造停止によって廃棄されていくことに疑問をもったディレクターの石澤依子さんとオランダ人アーティストのSander Wassink(サンダー・ワッシンク)さんによって生まれたkiji arita。
その形、その色、その素材。
記憶と時の移ろいが垣間見えるコレクションをぜひご覧くださいませ。

Size:Φ190 ×H35 (mm)
素材:磁器
使用区分:電子レンジ:〇,食洗器:〇, オーブン:×, 直火:×, IH:×
*注意事項
・長期間にわたり保存されてきた生地を使用しているため、1点1点の色味や釉薬の風合いが異なります。また、作品の特性上釉薬の反応の差異によってシミのような形に濃くなっていたり、薄くなっている表情のものが見られる場合がございます。
・ 洗浄する際は、やわらかいスポンジに台所用洗剤をお使いください。
・ ヒビ、カケがあるものは思わぬ時に破損することがありますので使用しないでください。