2025/02/27 17:35




石川県南部の金沢市、小松市、加賀市、能美市で制作され、江戸時代から親しまれてきた九谷焼。
鮮やかな色絵付けが特徴とされてきた焼き物ですが、近年は需要の変化や職人の減少もあいまって市場が年々縮小してしまっている現状です。

〈QUTANI〉は、九谷焼産業に存在する疑問”Question”に向き合い、様々な異業種の方達とコラボレーションし、疑問の明確化、問題点の改善に取り組むプロジェクト。
これまでの常識にとらわれない形で九谷焼の再価値化を図り、未来の九谷焼を継続的に構築することを目指しています。

製陶所に様々な理由で保管され、現代で用途を見つけられなかったもの。
30年40年と日の目を浴びず、素焼きの状態で廃棄を待つもの。
QUTANIはそういった個体を買い付け、最低限の仕上げのみを行い、白磁のままを作品として展開したり、あるいはコラボレーションによって新たな作品として生まれ変わらせることで新しい九谷焼の魅力を発信されています。

昨年の能登半島地震によって作品の多くが消失してしまい、数が減ってしまっている中、この度MAでは貴重な作品を常設でお取り扱いをさせていただけることとなりました。
今後は不具合品も再原料化し、新しいプロダクトに使用する準備を進められているとのことで、こちらについてもいずれご紹介させていただければと思います。

ご紹介前にも関わらず、すでに多くの方に手に取っていただけ完売してしまっている作品も多いのですが、近日中に再入荷がございますのでその際はストーリーズなどでご紹介させていただきます。

(画像左から)
Q-DK-045-M H270 完売 ※近日再入荷予定
Q-DS-0049 H130 在庫あり
Q-DK-043 H190 完売 ※近日再入荷予定
Q-DK-017 H480 完売
Q-DK-048-M H150 完売
Q-DK-047-M H260 完売 ※近日再入荷予定
Q-DK-022 H280 完売
※全て税込