2025/04/04 18:45
今週末、グラフィックデザイナー・小林一毅さんと1日限りのイベントを開催します。
EETALとの取り組みによって生まれたスチール製のブックエンド"OSUMŌ"や、ブックディレクションを手がけるORDINARY BOOKSの設立時に制作されたポスターと、当店でもかねてより彼がデザインした作品をお取り扱いさせていただいていました。
そして昨年末に自身初の作品集、『言葉が立ち上がるまえに』を上梓され、この3つの作品が集う場所へ小林さんにお越しいただき、当日はライブドローイングをしながら滞在していただきます。
先日お店へお越しいただいた際、「ここは絵を描きたくなる場所ですね」とおっしゃってくださり、そこから今回は、ライブドローイングで制作いただいた原画の販売をはじめ、お立ち寄りくださったお客様の持ち物や似顔絵など、リクエストに合わせてポストカードサイズの絵を描いていただけることになりました。
何かを絵に描いて残してもらう、ということはほとんどの方にとってそれほど多くない経験だと思います。
小林さんの手から生まれる線、それらがつながり、重なってひとつの形へと立ち上がっていくさまは、繊細でありながら力強く、まるであらかじめ引かれていた線をなぞっているかのよう。
以前感じたその驚きを、皆さまにも共有ができる貴重な機会を作ることができ、光栄に思います。
直前のお知らせとなってしまい申し訳ございませんが、1日限りの特別な時間をお楽しみください。
2025年4月6日(日) 13:00~19:00
MA STORE
世田谷区世田谷4-13-18 クミハウス2F
小林一毅(こばやし・いっき)
グラフィックデザイナー。女子美術大学、多摩美術大学非常勤講師。