2026/11/04 10:05

長野県埴科郡坂城町に工房を構える木工作家、中沢学さんの個展”Dialogue”を開催します。
中沢さんは1991年長野県生まれ。2013年に京都伝統工芸大学校を卒業し、木工藝佃 佃眞吾さんに師事。
その後家具メーカー勤務を経て2022年に故郷である坂城町にて独立されました。

私たちの想像が及ばないほど長い時間を生きてきた木々、そしてその身に刻まれた木目。
中沢さんはその歴史を想像し、向き合い、対話を重ねながら刳物(くりもの)という技法を用いて箱や盆、器といった作品を制作されています。
私たちは対話の中で考えていたことのうち、実際に言葉として発するのはそのほんのわずかに過ぎないのではないでしょうか。
その断片を頼りにしながら残りの部分へ想像を膨らませ、真意に思いを馳せながら、自分なりの納得が得られる小さな拠りどころを見つける。
中沢さんの作品からは、そんな木との対話の痕跡を色濃く感じとることができます。

良い材料を傍らに置き、それがいつか何かになることを待つ。
ようやく拠りどころを見つけ、惜しみなく手をかけて形にする。
そうして中沢さんが実直に作り続けてきた箱、盆、器などの作品が一堂に並びます。
姿を変え、これからまた長い時間を生きていくであろう作品との対話をぜひ会場でお楽しみください。

中沢学 個展 "Dialogue"
11月14日(土)~11月23日(月祝) 13:00~19:00
※11月18日(水) 19日(木)は予約制
作家在店日:11/14(土)
